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2005.03.28

北海道日本ハムファイターズvs東北楽天ゴールデンイーグルス@鎌ケ谷ファイターズスタジアム(3.26:開幕戦)

二度目のファイターズスタジアム。東京ドームと同じ広さのグラウンド。1塁側のスタンドに腰を下ろせば、レフト側ポールの向こうに独身寮と室内練習場が見える。こじんまりとしたスタンドの雰囲気はJ2にも似て、でも熱心なファイターズファンは十数人くらい。何より野球好きのオッサン達がスタンドをニコニコしながら眺めてる姿が散見される、そんなのどかな雰囲気がいい。
千葉マリンスタジアムの1軍と同じく、2軍も千葉で歴史的一歩を踏み出した。一応開幕戦なので、ブラスバンドの国歌演奏や地元小学生の始球式などのセレモニーもある。あるんだけど、その地味さ加減がいかにも2軍というか。鎌ケ谷・松戸の消防団ブラスバンドのヘタさ加減にはさすがに呆れたが。ロングトーンの練習しといた方がいいな、ありゃ。あ、入場時に前日の道新スポーツをいただきました。23区内の方は日経販売店経由で配達してくれるそうです。1日遅れですが。それ以外の地域は1日遅れで郵送とのこと。

何しろ心配だったのは「試合になるのか」ということ。いや、一場以外の選手の名前全然知らなかったような人にそんなこと言われたかないだろうけどさ。でもあるじゃんそういう先入観。周囲のお客もなんとなくそんな雰囲気で。ましてイーグルスには先天的に「寄せ集め」「リストラを逃れた男達」的なニュアンスがつきまとう訳で。だからホームラン(紺田だったっけ?←既に記憶が曖昧)打たれりゃ(あぁ、やっぱり)ってなるし、敵失絡みとはいえ追いつき逆転すれば(おぉ、やるじゃん)となる。そんな“ストーリー”を常に背負いながら闘う姿を観るのは不思議と飽きない。ファイターズもそう。ホームが移転してからは北海道との距離が新たな“ストーリー”をもたらしてくれる。そして鎌ケ谷といえば前述のオッサン達。“プロスポーツ=野球”でしかなかったであろう人達がああだこうだ言いながら、時に愛に溢れたヤジを飛ばす姿を見るのもまた楽しい。
バットの打撃音、ベンチやフィールド内での選手・コーチの声、ブルペンから聞こえてくるミットにボールが収まる音、何より身近でプレーしている選手達。ついでに試合中にあちこち移動できる程度のほどよい混み具合。1軍のスタジアムでは味わえなくなってるかも知れない感覚がファームのグラウンドには溢れている、のかも。

1軍でも活躍できそうな選手はいるかなぁ?というか、このグラウンドでは収まらないような存在感のある選手はいるかなぁ?なんて思いながら選手を見てみる。ファイターズでは鵜久森(うぐもり:No.65・内野手)。イーグルスだと…スクルメタ(No.62・投手)かなぁ?でも全体的にはみんな小粒かな。そそ、1塁側のスタンドからブルペンが見えるんですよ。で、5回からようやく投げる人が現れはじめて。投げてるのが戸叶とか河本とかでオッサン達大喜び。そして合間にグラウンドを眺めていたブルペンキャッチャー、誰かと思ったらカツノリ(苦笑)。一場はどこだよ?なんて思ってたらプレスのカード下げたどっかのカメラさんが突然僕に話しかけてきた。「一場ねぇ、あそこ(バックネット裏)でスコア書いてるよ。参った」…ご苦労様です。うーん、ムダにゴーカだ。

終盤、8回。リリーフ2イニング目の愛敬が崩れてきて、ピッチャー河本に交代。すかさず3塁側から「ご協力、ありがとうございま〜す!」の声。オッサン達も「河本かぁ、大丈夫かなぁ」の声多数。自分も内心(やべっ)と。ところが何とか乗り切ってしまう。ここでほぼ勝負あり。9回はスクルメタが無難に抑えてあっけなく勝利の瞬間。(勝っちゃった…)ラジオの中継ききながら観戦してたオッサン達も騒ぎ出す。「おい、マリンでも勝っちゃったぞ(1-3、岩隈完投!)。やぁこりゃ大変だ、兄弟揃って勝っちゃった」図らずも同じ千葉で起きた、第一歩と初勝利。その歴史の一片を目撃することができたことが単純に嬉しかった。試合後、ベンチ前で延々と続くミーティング。これもまた2軍ならではなのか。ミーティングが終わって、スタンドの人影も殆ど消えて、さてそろそろ帰ろうかと思ってたら、わらわらとネットや道具がグラウンドに持ち込まれ、ファイターズの選手達が現れた。これから練習らしい。スタッフの手伝いしてるダルビッシュ発見。

外に出ると、モンテディオでおなじみ?ユトリアカラーの山形交通バス発見。出待ちのファンが取り囲んでる、その少し外から眺める。ほどなくして選手達もやってくる。“ただのデブ”的印象しかなかったデイモン、ちゃんとみんなのサインに応じる。日本人選手は総じて淡泊というか、サインには一切応じずにバスに乗り込む人多数。カツノリ、印象悪いぞ(苦笑)。せめて挨拶くらいしようよ。一場はスコアブックを股に挟んで(^^)サインに応じてた。一番愛想が良かったのが松井2軍監督ってどーなのよ、ってゆーかなんであんなにガキと親しいんだ。ボールあげてるし、「サインはぁ?」と聞かれて「待て、後でそっち行くから」とか応じてるし。この人、ファイターズ関係の仕事してたんでしょうか。そして監督を置いたままバスは出発(恐らく1軍と同じ宿舎と思われる)。窓の外の客に向かって手を振る選手ナシ…試合のビデオ流してたみたいです、車内で。ところで監督、バスに乗らなかったような気がするんですが…

思いがけず(あ、野球楽しいじゃん結構)と思うことの多かった観戦だった。じゃあ1軍の試合が同じように楽しいのか、となるとこれはビミョーな感じ。サッカーで例えるなら味の素スタジアムと大宮サッカー場(改修前)の違いというか、東京競馬場と松戸競輪場の違いというか。フィールドとスタンドの距離とか客の多さとか客層とか全体の雰囲気とか、全く別物のような気がする。ただ、まずはちっちゃい器で見てその上で大きい器で見る、ってのは大いにアリではないかな。プレーの見方とか選手への思い入れとか、そういうものを養うのに2軍とかJ2(JFLも含む)の観戦って重要ですよ。思えば競馬だって岩手で体験してたからこそ面白いって思えるようになったんだし。

あー、サッカー見に行きてーな。
甲府vs山形@小瀬が5月21日、水戸vs山形@笠松が6月12日かぁ…
平和島競艇が優勝戦?(←やや違う気が)

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